あけましておめでとうございます。MINANOHA相原鳴海です。
2025年を迎え、新しい気持ちで新年がスタートしました。今年もMINANOHAの子ども達一人ひとりの育ちに寄り添い、少し先の未来へ繋がっていく伴走を担っていきます。どうぞよろしくお願い致します。
新年だったり、長期休み明けの新学期だったりと日常の節目を感じる時期になると、先を生きている大人はついつい「もう高学年だし」「もう今年は中学生だし」などと気持ちが不安になったり、焦りがちになったりするかと思います。
MINANOHAの子ども達を見ていると、『そうした正論や答え探しを子ども達は求めているんじゃないんだな~』と感じます。
「学校に行った方が良いなんて、自分が一番わかってる。けど行けないからしんどいんだよ。」
「自分が行ける学校があったら、学校に行きたいよ。」
「今は自分のペースで学校に通っている。週3日学校で、週2日はMINANOHAに行くペースが今の自分には合っている。やっと見つけた自分の生活スタイル。これからもこのペースで生活を組みたいけど。。。世間的にはダメなのかな?」etc…
子ども達の学校への思いは一人ひとり違って、本人たちも、自分が学校に対してどう思っているのか、自分はどんな風に生活を作っていきたいのかに迷い、その迷いを言葉で表現することに難しさを感じています。
「なんでもいいよ」「今のままでいい」「わからない」
そんな子ども達の言葉の裏にある気持ちへ丁寧に寄り添い、不安や心配、先の見えない育ちの過程の伴走を担っていくことがMINANOHAの役割だと感じています。
また、子ども時代だからこそ、少しでも笑顔で、楽しく。我が子が『生きるって楽しいね。面白いね。良いもんだね。』と感じられる経験を日常生活の一駒に加えてあげたい。そんな親御さんの願いもMINANOHAの活動には込められています。
我が子のほっとする表情や笑顔を見ると、親御さんの気持ちもほんの少し軽やかになる。そんな親御さんの気持ちを子どもは感じ、相互作用で和やかになれる。
そして、気付けば、MINANOHAへ来る仲間同士でも和やかな気持ちが繋がり、子どもも大人も、一人ひとりの中へ『自分の安心』が溜まっていく。
安心が溜まると、心に余白ができる。そして、少し先の未来を考えるパワーも生まれてくる。
安心を溜めるっていうことはシンプルだけど、忘れがちで。
だからこそ、MINANOHAでは『一見なんでもないこと、かもしれないこと』を大切にしています。
それは、
四季折々の自然を感じる。
”自分のやってみたい気持ち”を実現する。
一緒にいるだけで、心地好く過ごせる仲間がいる。
「あのね・・・」と呟きたくなる相手がいる。
そんな日常を大切に感じる。
「面白そう♪」「イイね!イイね!!」で、繋がる仲間の存在とシンプルに楽しい時間。
そんな数々のなにげないけれど、あたたかい日常が実は一番大切で。
心が安心で満たされると、自分の気持ちに改めて気付いたり、根拠のない自信を感じられたり、前向きな気持ちになっている自分に出会えます。そして自然と自分の歩む先を見るパワーも生まれてきます。
今年もMINANOHAはたくさんの笑顔と笑いがこだまし合う日々を仲間と共に作っていきます。今年もどうぞよろしくお願い致します。