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Satellite School MINANOHA @町田相原 あそび∞まなび アソビノマド お知らせ 東京造形大学

あそび∞まなび【東京造形大学 石賀ゼミナール✖️MINANOHA~日常の中でのアート体験】

今年も、東京造形大学石賀教授ゼミナールの学生さんとMINANOHAによる共同制作の新年度が始まりました。今年で3年目となる東京造形大学✖️MINANOHAの共同制作をご紹介していきます。
1年目は、『ナイショの地図』というテーマでMINANOHAの壁1枚を学生さんとMINANOHAの子供達がコラボして作り始めた壁画作品。
3年が経つ今でも日々少しずつ変化しながら、すっかりMINANOHAのシンボルウォールとなっています。

2年目は、学生さん達とMINANOHAの子ども達で、テラコッタの焼物を作りました。個性溢れる焼き物の数々が、まるでMINANOHAの隠れ住民のように、庭や室内のいろいろな場所に見られます。

また、この年の学生さん達が主導となり、MINANOHAに畑を作ってくれました✨今は、MINAOHAの子ども達が、ブロッコリー🥦とスイカ🍉を育てています。

さてさて、3年目となる今年は、どのような作品が生まれるのか?お互いにワクワクしながらスタートです♪

今年の学生さんが、MINANOHAへ届けてくれた最初のエッセンスは、こちら💁‍♀️✨

なんだかわかりますかぁ??
では、もう1ヒント。こちら💁‍♀️✨✨


正解は『絵しりとり』です!!

学生さん達が、最初に残していってくれた、絵しりとり。第1手が、遊び心からの、ちゃぶ台裏🤣
楽しさと、ワクワクからのスタートが最高です❤️

MINANOHAへ学生さん達が紙テープを持ってきて、「子ども達と絵しりとりの描き合いで、コミュニケーションを育み、さらには、MINANOHAの子ども達のことを知っていけたら嬉しい」との思いから始まった今回の企画。

ちゃぶ台表面は、この1本の絵しりとりから↓↓
手前の絵しりとりは、”たいほう”を中心に下へ。
”たいほう”→”うちわ”→”わがし”→”しろ”→”ろしあ”→ちゃぶ台裏へ続きます。
また、”たいほう”をスタートして上へ(あっ!!けれど、こちらは、矢印の向きが逆ですがっ笑)
カツオ”→”おさげ”→”げた”→”たいほう”という感じで、絵しりとりが展開していきます。

今のように、多少の「???」が時折、混ざっているのですが(笑)
それがむしろ良くて!

「完璧じゃないから、心地よい」
そんな、一見失敗に感じる「???」箇所があるからこそ、参加しやすさが上がっていきます✨✨

他にも~↓↓↓

”ビール”→”ルパンさんせい”→”いんかん”→・・・「あぁ、”ん”がついちゃったぁ!失敗した!!」となりがちな『普通のしりとり』のルールなんて、気にしない(笑)
「私たちが楽しめる。オーダーメイドしりとりを作っちゃえ」ということで👏
”ビール”→”ルパンさんせい”→”いんかん”→”げーむおーばぁー”→”あり”→”リス”→・・・と続いていきました✨

「絵しりとりをしよう!」と呼びかける雰囲気は、敢えて一切ない中で。
子ども達が、MINANOHAへ来て。自然とちゃぶ台を囲みながら、少しずつ繋がっていく絵しりとりを目で追い。なんとなく「私も書こうかなぁ」とペンを持ち始める。そんな自然発生的なコミュニケーションツールの1つに”ちゃぶ台絵しりとり”が変化していく様を私たちスタッフも楽しみました。
参加の仕方も多様に選べることも展開の幅が広がる良い要素でした。
例えば、①絵を描く参加でなくても、代わりの人に描いてもらうことで参加を楽しめる。②互いに、同じラインで順番に描き合いゲーム感覚で盛り上がる。③共に、違うラインで描きながら、絵しりとりではないテーマを会話し続ける。等々。
ノンバーバルなコミュニケーションの可能性をたくさん感じた、絵しりとりちゃぶ台。

そして、そして!!数週間が経過すると。。。
『じゃぁ~ん!!絵しりとりちゃぶ台がうまれましたぁ👏✨✨』


どのように展開していくのか予想不可能だった、この絵しりとりの世界。
日々、なんとなく気持ちが赴くままにちゃぶ台を囲み、少しずつ増えていく絵をいろいろな人が楽しみ合い。自分のペースで、1つ1つ絵を追加していくと、自然とペンを持ち合う子ども達が増えていき。気付けば、1人1人の個性がランダムに混ざり合う『絵しりとりちゃぶ台』という名の作品ができあがりました。