こんにちは。CORONOAH orange の鰐渕です。
新年度が始まって、早くも3週間。
大きな「不安」と小さな「期待」が入り混じり、ココロ揺れやすいこの季節——。
今年度も変わらず、”こどもたちはイマを全力で生きている”という大前提に立ち、
「将来困らないように」という思いは一度頭の隅でも置いておいて、まずは「安心を貯めること」を第一優先でサポートを続けていきます。
🌱 新しい取り組み ― Satellite School MINANOHA 多摩
この春から、午前中の時間を活用し 『Satellite School MINANOHA 多摩』 を開講しました!
MINANOHAは、平日の日中利用できる “もうひとつの居場所”。
落ち着いた静かな環境のなか、安心ベースでココロを解放していきたいといった子どもに向けた新しい選択肢です。
#不登校 #不安
◆ MINANOHA 多摩のコンセプト
いま この瞬間を全力で生きている——それが子ども。
故に、「これから」のことはピンとこない、響かない、届かない、…ことがある。
と仮定した私たちスタッフは、
「将来困らないように」という思いを一旦頭の隅っこに置き、まずは“安心を貯めていく”ことを第一優先でサポートに徹しています。
◆ MINANOHA 多摩のポイント
– 子ども 3 人 × 大人 4 人 の少人数 且つ 担当メンター制
– “あそび”と“対話” を入り口に、「安心」「信頼(ラポール)」を積み重ねていく。
– 利用は、平日午前中の100分間。曜日を固定し週1回から。
経験豊かな保育士や臨床心理士、公認心理師、元教員、美大卒の児童指導員、特別支援教育士S.E.N.Sなど、個性豊かなスタッフたちが、子どもたち一人ひとりの” 育ち ““いま”と丁寧に向き合っています。
お子さんはもちろん、親御さんにとっても「こんな大人(ヒト)もいるんだ!」「私のこと分かってくれるかも!」と感じられる時間や空間、 “場” を一緒に育んでいけたらと思っています。
🏡 “安心の貯金”と “ネスト” を増やす一年に
学校に登校している、していないにかかわらず、子どもたちには 「安心の貯金」 と 「複数のネスト(Nest:鳥の巣のように戻れる場所、拠り所)」 が必要だと考えています。
2025年度も、心に余裕をもてる時間と空間を提供できるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。
※ 午後はこれまで通り CORONOAH orange として開室し、環境調整や保護者の方との連携など、大切にしてきたスタンスに変わりはありません。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします!
特定非営利活動法人アピュイ:理事長 / 発達相談支援センターCORONOAHorange:児童発達支援管理責任者
鰐渕 遊太